リノベーション施工事例
路地裏の行列店 Spectacle Kitahama
- 店舗
- 大阪市内
- 100㎡
- 1000万円(税別)
廃墟感×カフェという発想
小さな路地を入った目立たない場所にあるお店<Spectacle Kitahama/スペクタークル キタハマ>。地下1階、地上3階建てビルをまるごと1棟改修してカヌレカフェをオープン。フランスで技術を学んだ店主自慢のカヌレはもとより、その独創的かつスタイリッシュな空間に、今では連日列を成す人気店となっています。もとは廃墟のような事務所空間。「この廃墟感出てもいい」+「予算感」+「1Fは外から繋がっているような一体感のある空間を作りたい」というオーナー様の希望を取り入れ、実験的にデザインした結果が成功となりました。
弱点を魅力に
目立たなかった立地条件を逆手に「気になる場所」に変身させた。背面の外壁は真っ青な色が一面で、遠くからでも目立つほどの存在感を放っている。
むき出しを演出に
1階から地下の客席に通じる階段。この階段と地下フロアはあまり手を加えず、ほぼ元のままの風合いを生かし、味わい深い雰囲気を一層際立させた。
弱みを強みにしたお店
クロス貼りができない状態だった元の壁に下地調整材を仕上げに採用。がたがたの上からそのまま小手で塗り、見事カフェの雰囲気とオーナー様の希望が両立し、壁の質感は、お客様にとって“場映えポイント”になった場所。