エキスパート

宝金 克之 Katsuyuki Houkin

代表取締役 Meister

大工の弟子入りから歩み始めた、現場叩き上げの二級建築士。
大工→現場監督→工務店と渡り歩き、若かりし頃から直向きな懸命さで年配の職人たちとも心を通わせる。

トレクープの象徴は「現場の宝金、発想の岡本(設計)」。
大半の職人が顔をしかめるような奇想天外な設計アイディアも、熟練の経験と知恵で、機能面の辻褄を合わせ美しく収めてしまう。

「大工は天職」と言い切るほど、ものづくりへの愛が深く、その礎は阪神淡路大震災後の3年間にも及ぶがむしゃらな復興支援の経験で築かれた。

来歴

CAREER

  • 弟子入り直後の震災での経験

    棟上げの姿に惹かれ、物心ついた頃から自然と大工を目指す。
    母親の伝を頼って大工の棟梁に弟子入り。
    直後に阪神淡路大震災が発生、倒壊した家屋の修繕に励み、
    見習いながらもあらゆる類の工事に携わる。
    この「体験」で習得した、建築の原理原則や多くの学びが今の基盤となる。

  • 「大工」のあり方を模索

    技術で大工の頂点を目指すのか、ビジネスとして大工を成立させるのか、
    自分なりに向かう方向を模索。
    世の中はサイディングの全盛期だったが、目先の利益ではなく将来を見据えた
    堅実なステップアップを選択し、複数の大工親方の元を渡り歩く。

  • 現場監督としてスカウトされる

    24歳で二級建築士の資格を取得。
    プロジェクト予算の管理スキル等を習得するため、現場監督の採用オファーを受ける。
    熟練の監督からマンツーマンでノウハウを享受。

  • 山本博工務店で腕に磨きをかける

    60年以上続く、上質かつ贅沢な”渾身の無垢の家”を手掛ける「山本博工務店」に入社。8年間を過ごす。
    素材一つ一つのポテンシャルを最大限に活かす、手刻み(昔ながらの加工技術)を学び腕に磨きをかける。

  • 独立、宝工務店をオープン

    現場一筋だったため営業には多少の不安を抱えつつも、満を持して36歳で宝工務店を創業。これまで自分でも気付かなかった「信念」が、徐々に輪郭を帯びてくる。

  • 岡本との出会い

    当時専門学生だったデザイナーの岡本と出逢う。
    抜群の感性で描かれるデザインに魅了され、卒業後は宝工務店にスカウト。
    岡本の優れた発想、その「機能的な辻褄」を補いカタチにする現場の宝金。
    それはまるで隣り合うパズルのピースがめぐり逢った瞬間。

  • 同じ価値観の職人、スタッフが集う(トレクープの始動)

    類は友を呼ぶ。その言葉通りの人材が、一人、また一人と宝工務店に集いはじめる。「お前がいうんやったら、ほなやるわ」昔お世話になった親方も参画。

    こうしてリノベーションブランド「トレクープ」の土台が固まった。
    トレクープの意味は「Treasure(宝)」+「Coupe(万能皿)」。
    お客さまの想いやわがままも、万能皿で受け止め、美しい盛り付けは宝物を手にしたかのような感動を呼び起こします。

岡本 大輔 Daisuke Okamoto

Designer

二級建築士、住宅設計デザイン。
バンタンデザイン研究所 インテリアデザイン学科卒。
卒業プレゼンで、宝金と出会い宝工務店に就職。

数々の現場調査の経験から、建物の状態、構造上の条件に沿った工事内容の提案、それ故の緻密な見積りに社内外から定評がある「現場もわかる設計士」。

たとえ予算の制約があっても、後悔だけはしてほしくないという強い想いで納得のリノベーションに導く。

中山 実敏 Mitoshi Nakayama

Site foreman

現場監督。建設・不動産業界、50年以上。

不動産営業として長年活躍した後、セカンドキャリアに現場監督を選択。歴10年以上。
職人はこだわりやプライドに比例して個性も強いが、現場監督の細かな気配り、行き届いた段取りやアシストがスピーディーな進行を促進する。「現場の主役は職人さん」が信条。

尾上 久志 Hisashi Onoue

Meister

電気工事士。34年電気工事一筋。

就職1年目で資格を取得し、マンション2棟分を1人でこなすというスパルタ?な現場で技術を体得する。
RC造ばかりではなく、木造住宅、ひいては古民家の改修などバリエーションに富んだ実績を持ち、お客さまの望むことを一切の妥協なく仕上げることを心がける。

久村 安博 Yasuhiro Hisamura

Meister

石工、多能工。
20年以上、石材店に勤務。

独立以降、幅広い分野の工事に携わってきたことで、多能工としてマルチなスキルを持つ。
素材を大切に扱い、中身に一切妥協しない、トレクープのリノベーションは「他にない、唯一の仕上がり」と誇る。

休憩時間にはスマホアプリでピクミンを育てている意外な一面も。

山田 洋 Hiroshi Yamada

Meister

大工、家具職人。
大学卒業後、現場監督や測量会社で勤務。土木施工管理技士や測量士など保有する資格は多岐に渡る。

2014年から、ずっと憧れていた家具職人への道を歩みはじめ、トレクープでは大工として活躍。「どう収めるか、悩みながら試行錯誤すること、それそのものが面白い」。

散らかすことが嫌いな超キレイ好き。

岡田 ももか Momoka Okada

Interior coordinator

建築の道へ進む為、専門学校へ入学。そこで店舗デザインを学ぶ。
卒業デザイン展をたまたま見にきていた宝金社長の目に留まり、スカウトされてまさかの就職!
「その人が求めているデザインを考えるのが好き」という彼女の興味は、店舗から住宅へ向かっている。1日で過ごす時間が一番長い住空間をいかに快適にするか日々模索中。

倉松 雅美 Masami Kuramatsu

PR Support(Partner)

Case labo.(ケースラボ)代表。
広報サポート。
広告代理店を経て、工務店の広報として長年勤務。
Webを活用した発信で、問合せ・受注率を飛躍的に向上させる。

独立後、集客に悩む工務店や工事会社を積極的に支援し、大型案件の獲得や最高売上の達成に貢献。中小企業内での広報人材育成も行っている。

「とにかく現場に足を運ぶ」がポリシー。クライアントへの丁寧な向き合い方、インタビューで結果を生み出し続ける。