現場ブログ
2023.02.23
箕面市S邸マンションリノベ /設計ポイント
こんにちは、設計の岡本です。
先日、お引渡しが完了した箕面市S邸の設計ポイントを紹介します。
おおよその基本プランは「SQUARE Furniture(スクエアファニチャー)」が担当されていたので、今回トレクープは実施図面がメインです。
マンションリノベでとにかくネックとなるのがPS(配管)。
上下階と繋がっているものなので、下手に動かすことはできません。
とはいえ、水まわり設備の移動や間取り変更があった場合、PSは必ず設計に干渉してきます。
いかに凸凹を抑えてスッキリと見せるかが肝心なのですが、これが結構難しい。
こちらのS邸のアイランドキッチン。
コンクリートの打ちっぱなしの壁に、サブウェイタイルの白と同じカラーに合わせた壁が正面にありますね。
アートパネルを飾ることができる棚仕上げになっています。
実はこの中に配管を納めています。
既存の画像がこちら。
もともとはこの大きな壁の中に詰まっていた配管をすっきりと省スペース化することに成功。
床の段差は少し残りましたが、予算に余裕があれば床を上げるという選択肢も出ていたことでしょう。
いかがでしょうか。
目に見える部分の設計も大切ですが、こういった見えない部分をいかにしっかりと作り込めるか、そういったことも私達の大切な仕事の一つ。
そんな側面をご紹介したブログでした。
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